cupping
カッピング

具体的な治療方法

鍼灸は無造作に鍼を刺すのではなく、効果が最大限引き出せる箇所に挿入します。
具体的な治療内容は以下の通りです。

特殊なガラスでできたカップを気になる部分へ

カッピングで使用するガラス製のカップは、吸い玉とも呼ばれ、様々な大きさがあります。お悩みや適性に合わせて適切な大きさのカップを選択し、皮膚へ当てて施術の準備を進めます。

陰圧機器を使用して陰圧をかける

実際に皮膚や脂肪層、筋肉を持ち上げる際にはカップに陰圧をかける専用の機器を使用します。弱い圧から始めていき、身体の状態を見ながら効果が最大限出せる圧まで調整していきます。自由に調節できるため、無理のない範囲から始めることが可能です。

鍼との併用で相乗効果

鍼治療と併用することで相乗効果を期待できます。 鍼治療では、痛みなど症状のある部位へ直接的にアプローチをし、カッピングで全身調整やリラックスすることが可能です。

POINT

血行促進や筋肉の緊張緩和など心身のバランスを整えるカッピング。先端恐怖症の方や鍼の痛みが苦手な方には、カッピングがおすすめです。慢性的に心身の痛みや違和感を我慢している方へその具体的な治療方法について説明します。

治療の流れ

1

身体の状態をチェックや問診

普段の生活の問診や身体の確認を行います。

2

治療

プランに合わせたカッピング、鍼治療を行います。

3

アフターケア

ご自宅で可能な簡単なストレッチやトレーニングなどをアドバイスします。

よくある質問

カッピングが適している症状は何ですか?

カッピングは下記の症状に適しているとされています。
消化器系:胃痙攣、食欲不振、慢性胃炎
運動器系:首肩こり、五十肩、腰痛、関節炎、頸肩腕症候群
神経系:不眠、めまい、坐骨神経痛、偏頭痛
婦人科系:月経困難症、冷え性、更年期障害
呼吸器系:風邪、神経性呼吸困難症

治療中や治療後に痛みや不快感はありますか?

基本的に痛みはありません。治療後に、眠気やだるさを感じる場合がありますが、刺激量や吸引圧など調整しますので我慢せずにおっしゃってください。

カッピングによる皮膚の変化は一時的ですか?

施術後の皮膚変化はカッピングの特徴の1つです。カップを吸着させた箇所は血液が吸い寄せられカップの形に痕が残りますが、基本的に痛みはなく、数日で痕は消えますのでご安心ください。本来は数日で色は消えますが、コレステロールや老廃物が溜まっていて血液がゆっくり流れている箇所は、痕が赤黒くなり、消えるまで1週間から10日かかることもあります。