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スポーツ鍼灸
具体的な治療方法
鍼灸は無造作に鍼を刺すのではなく、効果が最大限引き出せる箇所に挿入します。
具体的な治療内容は以下の通りです。
毫鍼(鍼治療)
一般的な鍼治療です。 痛めた筋肉や関節、障害された神経などに直接アプローチし、鎮痛、筋緊張緩和、血流促進の効果により患部をしっかり治療します。
パルス
パルスとは電気鍼のことです。鍼を使って身体の特定のポイントに刺激を与え、電気刺激を加える方法です。電気といっても微弱なため、痛みは少ない傾向があります。電気を使用することで、血流を促進し慢性的な痛みにアプローチします。
円皮鍼
円皮鍼は置き鍼とも呼ばれ、シール状の鍼のことです。長い鍼ではなく、短く細い鍼がついており痛みを感じることなく長時間刺激することができます。痛みや違和感がある部分の疲労回復、緊張した筋肉の緩和に期待できます。
ハイボルテージ療法
ハイボルテージ療法は、高電圧電流を用いて、皮膚に抵抗を与えずに電流刺激を深部組織まで到達させ、直接患部の炎症の抑制、疼痛の軽減、治癒力の促進が期待出来る治療法です。従来の電気治療と比べ、短時間で痛みを軽減できることから、その場での効果が要求されるトップアスリートが活躍する現場などで用いられることが多い治療法です。また、一般的な低周波治療器よりも皮膚抵抗が低く抑えられることから、電気刺激が苦手な方でも 効果的な治療が可能です。
マイクロカレント治療
微弱電流で損傷の「治癒を促進」します。組織修復に重要な役割を果たしている損傷電流と同じレベルの微弱な電流を流すことで傷ついた組織の修復を早め、損傷部位の治癒を促します。極めて弱い電流のため、ほとんど刺激がありません。捻挫や打撲などによる腫れや炎症、またコンディショニングやクールダウンを目的するなど、さまざまな症状や体のメンテナンスなどに効果があります。また神経や筋を興奮させないため、トレーニング後の筋のクールダウンにも最適です。
超音波治療
深部の幹部も直接温める立体加温。超音波が生体組織に照射される際に生じる熱で温熱作用を発生させ、超音波が到達している範囲を立体的に温めます。また1秒間に数百万回のミクロマッサージ作用で深部や浅部にある患部の治癒力を高めます。超音波療法とは、超音波による温熱効果及び非温熱効果(振動エネルギー作用)を利用した治療法です。温熱効果は、組織温の上昇により組織の伸展性を高め、血流を改善して循環不全による痛みを緩和させる効果があります。非温熱効果は、ミクロマッサージと呼ばれる「非常に高速で細かい振動」を、体の深部まで到達させ、筋肉や関節などのこわばりを和らげ、炎症の治癒や細胞の活性化を促進します。超音波は痛覚を刺激せずに筋肉を細胞レベルでほぐすので、再生組織の活性が促されスポーツによる障害が治りやすくなります。
スポーツ障害は、過度な運動や不適切な練習方法などが原因で発症するため、使いすぎ症候群とも呼ばれます。使いすぎた身体をスポーツ鍼灸でケアする方法は複数あります。
治療の流れ
1
身体の状態をチェック
一人ひとりのお悩みに合わせた、問診や身体の確認を行います。
2
治療
プランに合わせた治療を行います。
3
アフターケア
ご自宅で可能な簡単なストレッチやトレーニング、テーピング方法などをアドバイスします。
よくある質問
スポーツ鍼灸は他の治療法と比べてどのような違いがありますか?
スポーツ鍼灸はスポーツ活動に関連する怪我や症状に焦点を当てた治療法です。怪我の治癒プロセスをサポートし、再発を防ぐためにも活用されます。アスリートの方におすすめの治療・身体ケア方法の1つです。
どのような痛みにも対応できますか?
スポーツ鍼灸は、様々な種類の痛みや不快感に対応できますが、その効果は個人や症状によって異なります。特に筋肉や関節、神経などスポーツに関連した症状に効果的とされています。
具体的な治療は問診を受けてから判断されますか?
はりも鍼灸院では、問診や身体のチェックをして、その結果から現在の状況を説明し、理解を得られた上で治療を開始します。疑問や不安な点があればお気軽にご相談ください。